2004年11月04日

島田紳助書類送検をこう見る

fe839c41.JPG島田紳助が書類送検されたことにより、テレビ各局は対応に大わらわのようだ。
特に年末年始番組の収録前に今後の見通しが立たず始末が悪い。
書類送検報道で各局の島田紳助に対する呼称がまちまちなのが局の姿勢をよく表している。
一般的な島田紳助容疑者がFNN。Webで新聞全国紙5紙、時事通信も容疑者。JNNとANNは島田紳助司会者。NHKは島田紳助所属タレントとちょっと苦しい。NNNは島田紳助さんと紳助擁護の雰囲気。
訴えた女はコラムニスト・勝谷誠彦さんのマネージャーだ。
勝谷さんによると、普段から男を相手に平気で呼び捨てにするような強者。今回の件では勝谷さんも大迷惑のようだ。
ところで、島田紳助の今後だが、書類送検により、刑事事件としては結局裁判にはならず、略式起訴で罰金30万円くらいになりそうだ。
罰金は女が受け取りを拒否し、「贖罪寄付」になる見通し。
問題は、女が民事訴訟するようで、長期化するため、島田紳助の芸能活動は当分断たれてしまう。
最終的には女が民事訴訟で億円単位の被害弁済を求め、1億円の和解金で決着となるのではと見る。
結局今回の“事件”は、最初から女はカネが目当てで、ついでに島田紳助の芸能活動生命も断とうという“仕掛け”をしたと読んでいる。
叩かれたとたんに119番、110番するのも、普通計算していなければできないこと。
いま島田紳助は「行列のできる法律相談所」に「どないしたらいいねん」と飛び込みたい心境だろう。