2004年12月08日

夕方と夜でトップニュースが二分

543daecb.JPG7日のテレビニュースはトップの扱いが夕方と夜で二分された。
夕方の「スーパーJチャンネル」「ニュースの森」「スーパーニュース」が亜細亜大学野球部5人による集団痴漢現行犯逮捕をトップで報道した=写真上、TBS「ニュースの森」より。
亜大野球部はまったく大学の看板に泥を塗る“ケダモノ集団”だったわけだ。大学側の会見は容疑者が否認したり黙秘しているため歯切れが悪かった。事実だった場合には退学処分にし、当面の間、部活動の自粛をするというが、対応が生ぬるく、学生擁護が垣間見られる。そういう体質だから“ケダモノ”が育つのだろう。
夜の「報道ステーション」「NHKニュース10」「筑紫哲也NEWS23」「きょうの出来事」「ニュースJAPAN」は横並びで、曽我さん一家が佐渡に到着、記者会見がトップ扱いだった=写真下、CX「ニュースJAPAN」より。
美花さん、ブリンダさんの日本語によるあいさつは素晴らしかった。わずか数カ月でここまで上達するものかと感心もした。
報道協定でもあったのか、座間〜新潟間の“追っかけ映像”が各局ともなかった。また“帰宅”の映像もなかった。いい傾向だ。
曽我さん一家にはそっとしてあげて、幸せに暮らしてほしい。しかし、その裏でまだ北朝鮮が隠匿している拉致被害者がいると思うと気が重い。